脳動静脈手術のあと、最初の出血時から見られていた、硬膜下の
水のたまりぐあいがよろしくないとのこと。右前頭部にかたより
脳を圧迫しているとのことであった。
硬膜下水腫と呼ばれる状態に。
■33日目
側頭部より管を入れて、外に髄液を出す外部ドレナージの手術を行う。
管を入れるだけなので、簡単な手術であった。
管の高低差を利用した圧の差でたまった水を外部に出す。
ただし、長くやれば、当然外気からの感染症のリスクも伴うとの事。
看護師さんより、車いすにのれるくらいまで回復するといいですねと
励ましの言葉を頂く。
■37〜38日目
風呂に入れず清拭だけなので、足などがかさかさになっている。
一緒にやりませんか?とのことで、看護師とともに洗面器にお湯をくみ
足を洗い、足浴。
ベッド上なので、シーツが濡れないようにビニールを敷いて
行う。右足はマヒのため尖足ぎみ。意識もなく、つっぱったままなので
思うように洗面器につけられない。介護の難しさを思い知る日であった。
少しずつ介護法についても勉強して行かねばと思った日でもあった。
■44日目
病室がHCU(High Care Unit:ナースステーション横などにある治療室)
から一般病室へ移る。(HCUへは、ICUから倒れて1週間で移動した)
このころから、問いかけに対して反応があったという看護師も出てくるが
明確ではない。看護師の主観も多少入っているようであった。
■50日目
外部ドレナージの管が取れるが、また溜まるようだとシャント施術を
行わなければならないだろうとのこと。
■57日目
日中、車いすにのせたと看護師より聞く。30分くらい乗っていたというより
なんとか乗っかっていたという感じだが、ずりおちてしまうようなことは
なかったらしい。まだ、目を見開いて、ボーっと一点を見つめているだけで
反応はない。
■63日目
前々日に会社帰りの面会後、他の手術が終わってからならということで
先生を待つ。9時すぎるがシャント施術について質問し説明をきく。
先生も疲れているだろうに、遅い時間で面会時間外なのに
親切に答えてくれた。
当日AM8:50手術室へ。
PM1:20終了。
当初予定していた、最初の出血時に開頭した術跡から入れるはずだったが、
狭くて入れず、ドレナージを入れた穴から通したらしい。
その変更で少し時間を要したようだ。
硬膜下からは勢いよく水が出てきたそうである。(それだけ圧が高かった)
髄液の流動は難解であり、後は順調に水が抜けて、平衡化するのを
待つしかないとの事。
シャントのバルブは、定圧(低圧設定)バルブであり、右耳の後ろの辺りの
皮下に入れてあり、その場所はやや膨らんで見える。
これで、意識が戻ってくれば良いのだが。少しでも回復することを
願うばかり。手術した意味のある結果が欲しい。