脳動静脈奇形の患部摘出〜回顧録4〜
2006 / 03 / 22 ( Wed ) 倒れてからの経緯(掻爬、脳動静脈奇形の摘出)
■13日目 意識は戻らない中、掻爬(人工流産)が行われる。 お産やその他の緊急の手術の方もいて、予定が大幅に遅れ 先に脳外科にて、血管造影検査を行う。 18:20〜手術開始。手術そのものはほんの5分で終わるらしい。 生命を絶つことはいともたやすいことなのか・・・ 19:00には手術室から出てくるが、麻酔のせいもあるし、 意識もないので、ただぐったり寝ている。 この日はどしゃぶりの雨。妻の涙なのか。とめどなく 降り続いていた。外の桜は満開なのに。 ■26日目 脳動静脈奇形の患部の摘出手術。 倒れた際は、とにかく脳室内の血を除去し、出血をとめ一命を 取り留めることを最優先に行われ、脳動静脈奇形(AVM) の患部はそのままの状態。 また、出血する可能性が非常に高く、再び出血となれば、 今度はもう助からないだろうとの事。 当然、AVMを切り取ってしまえば、妻の場合は左側頭部 にあり、言語野や右半身の運動野にかかっているため、 何らかの障害が出るのは避けられない。 しかし、すでに脳室内に多量に出血した際に、脳幹部も圧迫 されており、いずれにせよ、高度の障害が残るとの見解。 意識はないけれど、右手足はすでに硬直しているよう である。 この日より前に、義父、義妹とともに医師の説明を聞いたあとに、 懸念事項を質問書という形にして差し出すと、丁寧に回答をして 下さった。意識が戻るのを待つか、このままにしておくか(AVM 再出血のリスクは残るが、大手術のリスク、やったからといって 意識が戻るというわけではない)の選択であったが、この決断は 随分と迷った。妻の意志が確認できないのが一番辛かった。 |
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