涙の決断(その1)
2006 / 03 / 17 ( Fri )

倒れてから4日目。意識はまだ戻らない。

■以下、当時の記録より■


その日は、産婦人科へ呼ばれていたので赴く。
しばらく時間がかかりそうなので、先に面会をと促される。

ICUに入ると、
妻は左目にガーゼ。
仕方ないよね、ずっと開けっ放しで乾いてしまうから。
寝ているように静かで反応は全くない。


1時間半後、産婦人科の先生にようやく呼ばれる。
お腹の子供については、妊娠8〜9週目という器官形成に
大事な時期に入っていること、手術や治療に麻酔や様々な薬を
使ったり、CTなどのX線被爆の影響もあることから、
もし産むことができても、奇形・障害の可能性が高いとの事。

子供の心臓は動いているが、酸素が十分に行ってない可能性は
否めない。掻爬(そうは)するなら、早めにと言われるが、
ただし、その決定権は親にありますからと先生。

父親として、早めにお願いしますと決断を下す。


母体優先で、状態を見ながら、ここ2〜3週のうちに
行った方が良いとのことであった。

辛い決断ではあったが、倒れたときから覚悟はできていたので、
大きな衝撃は受けなかった。ただ、○○(妻の名)にはすまないと思う。
意識のないうちに勝手に一人で決めてしまって。
以前にもし倒れるようなことがあったら、母体を優先するって言っていたよね?

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テーマ:病気 - ジャンル:心と身体

22 : 32 : 09 | 発症〜入院期の回顧録 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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